さて。

ここ数週間、日記がおろそかになっていました。

それの理由となる事を書こうかと思うのですが、もはや愚痴をつらつらと吐露するレベルの話です。

自分自身の胸の中に入れておくべきことかもしれないけど
それだと、色々考えて結局今夜は眠れそうに無い。

なんで、ここに書き込んでおこうと思った。




数週間前から、今年11歳になる、飼猫が異常に痩せ始めた。
餌をあげても、ちょっと口をつけて、それで食べるのをやめた。

元々、好き嫌いが多い猫だったので、本当に苦しくなったら食べるだろうと思った。

まあ、それは甘い考えで
先週、明らかに異常なので、妹が動物病院に連れて行った。

診断の結果は、感染症だと言われた。

まあ、感染症、入院した当時はそう思ってた
数日間、点滴を受けて、餌を直接食べさせれば大丈夫だと言う事で、入院する事となった。

でも、結局それも違った。

昨日、昨日、親父から連絡があった。
猫の病気は、白血病
人間でも、死に至る病

どうやら、それに感染しているとの事だった。

病院に戻ると、猫はもう、素人でもわかる位に衰弱をしていた。
数日前に、お見舞に行った時の、数倍痩せていた

もう、餌を与えても、消化器官が動かなく、栄養の吸収が出来ないとの事だった。


そう考えると、今まで痩せてきた事も。
餌を有る程度食べても、全く太らなかった事も。
急に、何も食べなくなった事も。
なんか、自分が全部見落としていて
それで、猫はずっと苦しいって言っていたんじゃないかと思った。

飼い主で、普段餌あげてて、それだけで安心してた自分が凄い馬鹿だと思った。
もっと早く気付いてあげたら、何か出来たかもしれない。
と思っても結局何も出来ないし、それこそ自分の虫のいい話だから、今書いてて凄い頭にきた、ほんとに自分が馬鹿だと思った。

今は、家には居ない兄に電話をしたら、やっぱり心配そうだった。
兄は、自分が知らない間に、家の猫が死に掛けていたとき、どう思ったんだろうか。

それで、医者からは『病院にいるよりも、家に居た方がいい』
事実上の死刑宣告をされた。

そっからは、自分でも何考えてるか分からなかったけど。
とりあえず、医者に砂糖水を飲ませてあげればいい、と言われて、自転車で近くの薬品店に行った、自己満足である事に変らないけど、何もしないでいると、多分やりきれなかったんだと思う。

家に帰ったら、親父も足りないものを買いに行ったと言う。
二人揃って馬鹿だ。


家に帰っても、何も変らない。
猫は、時々痙攣しつつ、衰弱していた。
時々、砂糖水を飲ませると、血糖値が下がって痙攣が治まると聞いていた。

でも、飲ませるたびに、苦しいと言っているようで、凄い嫌だった。

夜、親父と交代で看病しつつ、半徹夜で看病をした。
看病と書いたけど、とてもじゃないけど看病と言えるものじゃない。
せいぜい、動けない猫の代わりに、寝返りをさせたり、口から吐き出す泡を吹いたり位しか出来なかった。

その後、何時も通りに、学校に行った。
授業の始まる前に、猫が完全に死んだと連絡が来た。


そっから先は、兎も角授業が終わったから早く帰った。
親に聞くと、今から火葬するとの事だ。

寺に、みんなで車に乗っていった。
花束があったが、お世話になった動物病院の人たちがくれたそうだ。

その先は、猫を火葬して、兄に最後に連絡をして、そして、骨を拾ってきた。

家族全員、ある程度覚悟をしていたらしく、その後はすっきりした物だった。
ただ、内心は自分では計れない。

もしかしたら、眠れないで居るかも知れない。

自分は、薄情な事に『ああ、リレーの作業をしなきゃ』と言って、パソコンで作業しだす程度だが………。


話が逸れてしまった…

ただ、これ以上書いたらグダグダになる事は目に見えてるから
だから、最後に

チェル、最後までお疲れ様

それと、チェルと言う名前の猫が、生きていたと言う証をここに記す。