そう言えば

昨日日記でテイルズでシナリオが良いなんてありえねえと書いたけど、実はシンフォニアは個人的に大好きです。

序盤で説明もロクにないままストーリーが展開して老神父がカタルシスもなく死んだところで引いたけど、その後に人間牧場やらババアが化け物にされてロイド達と戦うというGCじゃまずないと思ってた重いストーリー(私がやったのはGC版でした)で少し興味を持って、パルマコスタ周辺でのイベントで面白いと思い始めてコレットの天使化が進行しているイベントで引き込まれて、自我を失うイベントで完全にのめりこんで、その後のロイドの一歩間違えたら独とも取れる理想が気に入って、〜〜と感じで好きですよ。

ただ、後半パルマコスタが潰れても何のフォローも無しにスルーだったり、つまるところロイドやミトスを初めとする極々一部の意思で、世界が離れたりくっついたり自然災害が起きてるのがすごい押し付けがましい気がして凄い嫌だったり、全体的に説明不足で描写が吹っ飛んでたり細かい設定(物語はあれで完結してると思う)がスゲェ投げっぱなしだったりするのが気になったけど。

結局、シンフォニアとファンタジアの関係もイマイチハッキリしてませんね。
個人的にはWAよろしく非常に良く似た世界だと解釈しているけど。


でまあ、テイルズのストーリーに関してだ。
レジェンディアはやったことがないからわからないんだけど、ファンタジアは場面場面は思い出せるんだけど、結局盛り上がりに欠けたし、デスティニーは中だるみし過ぎでよく覚えてない。漫画版は読んだ事があるんだけど、あれは各個人のエピソードを掘り下げてて面白かった。デスティニー2は殆ど覚えてねえや。カイルの成長話とリオンの顛末が(多分)ストーリーの核なんだろうけど、カイルが成長したって思えないんだよ、ディムロスに対する態度と実際の自分の行動を初めとする有言不実行な所がどうにも……
リバースはもう序盤の投げ出しっぷりが凄まじくて苦笑い。でも、後半になってからはアニーとユージーンとの和解や夕日をバックに殴りあったりピーチパイの演説とか、場面場面でいいところはあったけど、ラストで姫様がなぜか死んだりと、ストーリーを書いた人は一体何がやりたかったんだろうか……