SRCシナリオ感想

SRC Kaleidscope #1
作者:なかむらけ 様
流石常日頃高い評価を貰ってる方が集まっただけあって、どれも楽しませていただきました。
面白かったんだけど。どれも感想が微妙に書き辛い内容だよ!

NOBODYKNOWS

ヒーローに扮する男のジレンマと言うか、自分の目的の為、1人で戦う、ダークヒーロー物と言うんだろうか?
最近流行っているんだろうか、こう言うタイプの話が。

まあ、何と言うか、実にこの作者らしい話だったなあ。と。起承転結の転の調子が、何時もと似たようなパターンだったので。と、ちょっと生意気な事を言ってみる。

余計な事を書いてしまったけど、最後の締めは大好きです。

しかしまあ、ヒーローに扮して行動する、ってのは。ごく最近のタイガーマスク事件の事を思い出してしまう。これは不幸な事故だけど。

僕の飛べない天使は駅ビルの屋上から落ちてきた
南の島へ だけクリア。

全部プレイすれば印象は変わるのかもしれないけど、なんと言うか、病んでるなあ、と。
作者もそれを狙ってやってるんだろうけど、やっぱり病んでるなあ……と。
主人公の語り口調が、不気味なくらい平坦なのに、パニックになると無茶苦茶になるのが、病んでるなあ。と。
病んでるって書き過ぎだな。僕。
こう、歪な人間の内面の描写ってのは、僕が苦手な部分なんで、書ける人をすごい尊敬すると言うか、やっぱり見ていて面白い。


乱棒―怒りのオフィス
タイトルの乱れる棒って、野郎の下半身についてるアレの事なのか。うん。

なんと言うか、上の2つも感想書き辛いんだけど、輪をかけて書き辛い。本当に。
重ねがさね言うんだけど、面白かった。けど、悪趣味なところがあるんで、人を選ぶかなあ、と。
正直、上から順番にプレイすると、これが最後になるってのは酷い罠だと思う。面白いんだけど、読後感はちょっと悪いので。


最後に
関係ないけど。名前を伏せられてても、意外と作者が誰だかわかる物なんだなあ、と。プレイ中に、この人だな。って思ったのが、全員そのままそっくり当てはまってて驚いた。
あと、セーブデータから再開しようとすると、エラーを吐くのだけは勘弁して欲しかった。

#1ってあるけれど、#2も予定してるのかな。すいい楽しみ。